セキュリティに詳しくない総務ご担当者でも
「あんしん」の業務を実現

桜井機械株式会社様

広島を拠点として工作機械・合理化装置などの販売および技術サポートを行う桜井機械株式会社。同社では、2018年に「ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(VBBSS)あんしんプラス」の利用開始後、更なるセキュリティ強化のために2022年にリリースしたEDR機能・MDRサービスのセットオプション「Managed EDR Option」を追加でご契約頂いている。 今回はその導入の経緯や効果について詳しくお聞きする。

お客様紹介

桜井機械株式会社
− 業務内容:
・工作機械/器工具/合理化装置の販売及び技術サポート
・精密機械/3D測定機/CAD・CAMシステムの開発、製作、販売
− 従業員数:16名 (連携グループ:150名)

桜井機械株式会社ロゴマーク

導入製品・ソリューション

  • ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(VBBSS)あんしんプラス Managed EDR Option
  • Cloud Edge あんしんプラス

導入のポイント

  • 昨今の世界的なサイバー攻撃激化に対する不安の払拭
  • IT・セキュリティ専任ではない方の負荷を削減
  • 日本事務器による手厚いサポートの安心感

Before:
時間の取れない総務部門の方が、IT・セキュリティ担当も兼任。セキュリティ対応に割ける時間は少ないが、会社としてセキュリティ対策のプライオリティーは高く、インシデントが発生してからでは遅いという意識は持っていた。

After:
Managed EDR Optionを導入したことで、日々監視してもらっている・守られているという安心感を実感できている。また、対処が必要な際は監視センターによるリモートでの操作を受けることができる。セキュリティに関する業務を削減しつつ、安心感を得ることができた。手厚いサポートにより、困ったときも安心して問い合わせができる。

お客様の課題

平林さんは総務担当として同社の幅広い業務を担当されており、セキュリティ対策もそのうちの一つである。同社では過去に会社のPCがウイルスに感染してしまったことがある。また、他社がEMOTETに感染してお詫びのメールが届いたこともあった。昨今のサイバー攻撃の実情はもちろん、実被害を受けたこと、他社でも感染事例が出ていることから、セキュリティ対策に対する意識が全社的に高まり、インシデントが発生する前にセキュリティを強化する必要があることを認識していた。しかし、どのような対策を取り入れるべきかの判断まではできかねていた。

また、当時利用していたウイルス対策ソフトにおいては、ウイルス感染が疑われた際、検体を採取しメーカーに送付する必要があったが、IT専門のご担当ではない平林さんはこの作業にとても苦労したそうだ。ウイルスに感染したPCの所持者が外勤担当の営業であったこともあり、平林さんは他業務も抱えながら、数日間かけて検体を採取した。
このような経験もあり、同社では2018年に同社はウイルス対策サービスを「ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(VBBSS)あんしんプラス」へと切り替えた。加えて、2022年には「Managed EDR Option」のご契約も頂いている。

※EMOTET:メールを利用した標的型攻撃であり、2020年には感染被害が大幅に拡大。2022年にもその被害が急速に拡大し、話題となった。

桜井機械株式会社 平林様

桜井機械株式会社 総務部 平林様

選定理由

「日本事務器さんのご担当者の安心感が大きかったです」と平林さんは選定理由を話した。
「Managed EDR Option」でより幅広い脅威を可視化できるようになったこと、セキュリティ運用の部分で当社に頼ることができる安心感を得られたことが選定のポイントだった。機能面で高度化された脅威の発見が可能となったほか、運用面でもお任せできたことにより、当初の不安が払拭されたそうだ。

2018年に「ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(VBBSS)あんしんプラス」を契約した際には、当社の営業担当が詳細な説明を行ったことが大きな決め手になったという。また、金額面でメリットがあったことも大きい。
「Managed EDR Option」の契約についても、当社から提案を実施した。この時、ウクライナ紛争においてサイバー攻撃など戦争の情報化が話題となる中で、社内でも取締役からセキュリティ面が気になるという話もあったそうだ。また、他社がEMOTETに感染してお詫びのメールが届いたこともあった。平林さんがセキュリティ対策に割ける時間は少ない。一方で何かあってからでは遅く、他社に迷惑をかけないように対策する必要があると考えたそうだ。
このような背景から、同社では「Managed EDR Option」を採用し、運用管理も含めてセキュリティ対策のサポートを受けられる環境を整えた。

導入効果

Managed EDR Optionの導入により、日々見守られているという安心感を実感できているという。
以前、脅威の検知があった際に監視センターから連絡があり、堅実な監視業務が受けられていることを実感できたそうだ。調査・分析の結果によると無害なファイルではあったようだが、監視から対応まで実施いただき、MDRの必要性を切に感じたとのことでした。
この時、以前苦労した検体採取を、実は裏側でリモート実施していたことを知った平林さんは「Managed EDR Optionがあって、手間を取られずに済んで、よかったです」と語った。
Managed EDR Optionの利用により、平林さんの負荷は減ったという。何より、親身になって対応して頂ける点が大きいそうだ。過去契約していたサービスではメールやチャット中心のサポートであり、問い合わせ対応もたらい回しにされることもあった。現在では、電話での問い合わせが可能であり、また難しい専門用語を使わなくても平易な言葉で対応してもらえることにも満足している。
また、これまでPC資産はExcelで台帳管理していたが、管理コンソール画面で確認できるため楽になったという副次的な効果もあったそうだ。

今後の展望

「他社の製品を利用することは考えていません」と平林さんは話した。今後も安心して業務ができる環境を維持していくため、ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(VBBSS)あんしんプラス および Managed EDR Optionを利用していくとのこと。
「インシデントが発生した際には、日本事務器さんにまず一報を入れると思います」と平林さんが話すように、今後も当社はセキュリティ面でお客様の安定した業務遂行を支援していく。

会社名、製品名などは、各社または各団体の商標もしくは登録商標です。
事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、配付される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
この記載内容は2023年3月現在のものです。


更新日:2023年03月24日

ページの先頭へ